【凌辱痴漢電車−奈津子の喘ぎ】






六 
 
 拘束されていた両手の縄が解かれた。
 
 代わりに解放された奈津子の身体が前屈みになって沈んでいく、そして膨ら
んだ二つの双臀を痴漢らに突き出す格好になったのだ。
 
 下半身丸裸の奈津子の尻はイヤでも痴漢らの前に曝け出してしまう格好になっ
てしまったのだ。 しかもその恥かしい格好は、朝方夫の舌先に逝く寸前まで
弄ばれたように尻を突き出し、淫猥を好む恥かしい格好と同じになってしまっ
たものだから思わず奈津子は錯覚を覚える。
 
 今朝の延長…… 不意に奈津子の脳裏をその文字が見え隠れした。
 
「ち、違うわ!! 今、私の周りにいるのは知らない男達なのよ!! 女を凌
辱しながら弄ぶ変態の集団なのよ!!」
 
 愛する夫の舌先なら素直にもう一度受け入れられるだろうが、背後から尻肉
の合間に顔を埋めようと近付いてくるのは薄気味悪い見知らぬ男らの集団、誰
が好き好んで腰を突き上げて見せるであろうか。
 
 早く逃げ出さなければ…… と、思う奈津子だが下半身丸裸の姿では人前に
出る勇気すら薄れてしまう。
 
 それを見越したように痴漢の男らは、奈津子の身体に群がってくるのだ。
 
 特に突き出した尻の下部に見える秘肉を集中的に視姦しているのがわかる。
 
「おいおい、これが奥さんのお○んこかよ。 しかし、思ったより綺麗な襞を
していると思わねぇか?」
「でも見てみろよ。 既にあそこの中から透明の汁を流しているってことはこ
の奥さん、結構なすけべ婦人かもしれないぜ」
「おおぉ!! 今の見たか? 奥さんのあそこが今、ひくひく動いたぞ…… 
ほらぁ、また動いた!」
「畜生… お○んこが動くと同時に、何ともいえねぇ女の匂いが漂ってくるぜ」
 
 好き勝手に談話を進めていく痴漢らの言葉に奈津子の身体が反応してしまう。
理性だけは壊さぬようにと自分に言い聞かせていた奈津子。 しかし、一人の
痴漢が割れ目に顔を近づけたかと思うと息を、ふぅ…… と、吹き付けてきた
ものだから耐え続けていた奈津子の緊張の糸が一瞬プツりと切れてしまった。
 
「あぅぅ……」
 
 おもわず喘ぎ声が漏れ、その刺激に尻を振ってみせてしまう奈津子。
 
「あっ、あっ… あっ、あぁぁ…」

 次、生温かい吐息の次に奈津子の急所を責めてきたのは生ぬるいコンニャク
のような感触を思いおこす細長い舌を蛇のように滑らせてくる痴漢の舌先に
奈津子の女唇は、きゅっ、と収縮を始める。
 
 ぺろぺろ…… ぺろぺろっ…… と、充血した内肉の薄い皮膚を擦るように
刺激してくる舌先に「あっ… 止めて…」と、尻を振ってしまう奈津子の陰唇
を次に襲ってきたのは容赦ない濃厚な愛撫責めである。
 
 ぶっちゅううう! じゅるるるる! じゅるるるる!!
 
 熟した柑橘類を押し潰すような接吻。
 
 奈津子の生き血を吸い出すような恥かしい音を立てながら美味しそうに味見
を繰り返す痴漢の吸水ポンプは、奈津子の理性を崩壊させ魂を淫楽へと導かせ
るには十分過ぎる程の破廉恥があったのだ。
 
「ひいぃぃぃ!! 嫌っ!! や、止めてぇぇ!!! …んんんっ!! んはぁ
ああん… あぁぁん… はぁぁ… ぁぁ」
 
 擦られる薄い皮膚の痺れる気持ちよさが奈津子を狂わせていく。痴漢の舌先
と知りつつも喘ぎ声を上げる奈津子は信じられない事に自ら尻肉を痴漢の顔に
押付けてしまうのだ。
 
 やはり、今朝方の欲求不満が余程残っていたのだろう。くすんでいた淫靡の
灯火が痴漢の舌先と触手によってメラメラと燃え始めると、もう手の施しよう
がなく熟した身体を燃え上がらせてしまう奈津子を男らは満足そうに眺めてい
る。
 
「なかなか感度はいいようだぜ。もうちょっとは抵抗してもらえるのか思った
ら案外簡単に堕ちたな… へへっ」

 真っ赤に熟したザクロがぱっくりと開いたのを確認した男は奈津子の陰唇に
執拗な接吻を繰り返した後に顔を起し、見物していた痴漢の男らに声を掛けて
みせた。

「へへっ、そうみたいだな。 見ろよ、舐められた時の奥さんの満足そうなこ
の表情をよ。 相当気持ちいいのがよぉく分るぜ。 どうだ? もう少し楽し
んでみるのもいいんじゃねぇか?」
「挿入前にか?」
「あぁ、そうだ。こんだけ表面を濡らしているんだ、きっと、その中も洪水状
態になっているだろうよ。 へへっ、その中を指で掻き回してもっとこの奥さ
んの悦ぶ顔を見て見るってどうだ?」
「つまり、潮を噴かせてみたいって言いたいんだろ?」
 
 奈津子の陰唇にしゃぶりついていた男は中指と薬指をおっ立て、不気味な笑
みを浮かべたのであった。
 
 

 
 熱い口付けを交わされた陰唇が真っ赤に腫れあがっていた。
 
 そこには濁った白い液体が付着している。その白い粘液が愛撫を繰り返した
男の生唾なのか、或いは奈津子の恥汁なのかその見分けはつかない。
 
 苦痛な前屈みの奈津子の身体が一変、反転したかと思った奈津子の身体は両
太股を思い切り開脚されると、そのまま神輿を担ぐように宙に浮く。
 
「ひぃぃ… ひいいい! 嫌、嫌よぉ、こんな格好!」
 
 まるで幼子の小便スタイルだ。
 
 気味悪い接吻を繰り返され涎を食った陰唇が丸見えになっている。綺麗に手
入れされていた陰毛はぐしゃぐしゃに乱れ、光沢に輝く縮れた毛一面にも唾液
がびっしょりと付着している。
 
 耐えられない屈辱の中、せせら笑う男の集団の中心に一人の男が右手の中指
と薬指を口に咥え、先ほど奈津子の陰唇に根元まで咥えていた自分の指に唾を
絡める男は奈津子の太股の合間に自らの身体を入れる。
 
「な、何? ……今度は何をする気なのぉ… お願い… もぉ許してっ」
 
 と、懇願する奈津子の前に立った男は突き出した指を陰唇に宛がった。

「嫌ぁぁ! お、お願い! お願いだからそこに指を入れるのは止めて!」
 
 涎を食った男の指先の行く先を知った美女の尋常でない抵抗、しかし、指に
たっぷりと唾を絡めた男は得意げに笑うと、充血し、ぱっくりと開いた中に見
える小さな体内への入口の穴に指を差込んでいくのであった。

 男の指の第一関節…… そして第二関節が陰唇の中に隠れていくと男は最後
の一突きを奈津子の体内に突き刺し、男の二本の指がずっぽりと割れ目の中に
埋もれたことを感じた奈津子は奇しくもその指に感じる。

「あっ、あっ、あぁぁ………… お、奥に入ってる…… 二本も入れられてし
まうなんて…… 余にもきつ過ぎるわぁ…… あっ、あっ、あっ」
「へへっ、この奥さん。 嫌だといいながらも俺の指を美味しそうに根元まで咥
えやがったぜ。 しかも、スゲぇ締め付けてきやがる」

 粘り気のある液体の中を男の指に掻き回わされる感触に奈津子は、恐ろしい
汚辱感と身体を蕩けさせる切ない甘美感が混ざり合いながら身体の奥底から湧
き上がってくる苦悩に打ちのめされ、奈津子はついに気持ちをこめた喘ぎ声を
漏らし始めたのである。
 
「あぁん… あんっ… はぁ、はぁ、はぁ… ダメ… ダメよぉ…」

 小さな吐息が車内に漏れる。 それに合わせるように指を小刻みに動かし続
ける男は体内の或る部分を擦りながら目の前の美女が身体をぞくぞくっとひく
つかせる反応を確かめていた。
 
「あぁぁん…… そ、そこはいゃぁ……」
 
 男の指先がそこを触れるたびに、擽られ、そして痺れるような何とも言えな
い息苦しさを味わい、更に快美感が奥底から込み上がり、一日悶々とさせてい
た全ての欲求を吐き出してしまいそうな奈津子に集中する痴漢の男達。

「へへっ、どうした奥さん? ここを触られると気持ちいいのかい? さっき
からここを擦るたびに口をぱくぱくさせながら喘いでいるようだが」
「はぁぁ! 止めてぇ… 指を抜いて… あっ、あっ、そこ… ダメぇぇ…」

 息が詰るような情欲に耐え切れない奈津子の理性を崩壊させるような男の指
使いは一か所を集中的に蠢く。それはつるつるの内肉の中に凹凸の感触を感じ
る場所がある。
 
 そここそ奈津子のGスポットなのだ。
 
 
八 
 
 指を差し込んだ男と目が合う奈津子は身体をぶるぶると振るわせて何度も許
しを被る。 その姿に何かを感じた男はニヤっ… と、右頬を吊り上げた笑い
を見せると指先の運動を徐々に早め、そして一気に加速させていく。
 
「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、い、い、嫌っ! あっ、あっ、あっ!」
「そら、そら、そらぁ、力強く擦られるたびにあそこが気持ちよくなって堪ん
なくなっていくだろ? なぁ奥さんよぉ」
「いっ、いっ、嫌ぁぁ、あっ、あっ、嫌、や、止めて…」
「ほうらあそこの中が熱くなって伸縮し始めたぞ…… 気持ちよくなった身体
は自由が効かなくなってくると言うがまったくその通りだろ? どうだい奥さ
ん」
 
 男の言う通り指を差し込まれた奈津子の身体は爪先から髪の先まで疼く生き
物となって身体の自由を奪われてしまっていく。 既に両脚を持ち上げられた
身体は男らの成すがままとなっていたのだ。
 
 じゅくじゅくっ…… ぴちゃぴちゃ……
 
 汚辱感と快美の感覚を見透かされた奈津子の襞と、男の差し込んだ指の隙間
から大量の粘液が溢れ、流れ出る汁が男の指を伝う。そしてその濁った汁は男
の掌に水溜りとなっていくと男は指の運動を更に激しさを増していくのだ。
 
「嫌だぁぁ! や、や、止めて! お願いぃ!」
 
 強烈な電流が流れ始めた熟女の柔らかい筋肉が硬直していく身体は、今朝方
中途半端に終わった夫の愛撫の続きを求めているかのようだ。

 すると奈津子は、広げられた両脚に小さな痙攣を繰り返し始め、痴漢の指と
融合させていくのであった。
 
「おおうぅぅぅ! ふぅぅ、はああ、ふうぅぅ、はあ、はあ、はあああ」
「そら、そら、そらぁ! はっはっはっ、この奥さん、最高に感じているらし
くあそこは大洪水になっているぞ。 へへっ、もうそろそろ限界のようだな」
 
 腰の揺れは尋常な女性のクネりではない。しかも、快美の腰を嬉しそうに振
り乱す美女のその姿に妖艶さえ見えてしまうのだ。

「ふんぐっ! ひぃぃ!! あぅぅぅ、やぁ、やぁ、やぁめぇっつってぇ!!」
「そらあぁぁぁ!! これでフィニッシュだ!! 思い切り出しやがれっ!!」
「ひやあぁぁぁ!! ひいいいいぃぃぃ!! でっ、出るうううっっっっ!!」
 
 思わず口にした言葉。
 
 出る! そう叫ぶと同時に奈津子の下半身からは信じられない量の液体が噴
出し、放尿とは違う開放感に頭の中を真っ白に染まらせた美女はその気持ちよ
さに我を忘れて腰を振る。
 
 シャッ、シャッ、シャァァァァ!
 
 水しぶきが吹きあがり、車両の床に水滴を残す。
 
「驚いたぜ! こんなに凄い量の潮を流すとはな」
「しかし、凄かったぜ! まるで小便を垂らしているみたいでよ!」
 
 歓声を上げる痴漢の男らの声も聞こえないのか、奈津子は朦朧としながら電
車の天井を眺め、今起きた出来事が夢である事を願っているようだ。
 
 
 乱れた熟女の姿を、乗車している乗客の誰が想像するであろうか。
 
 車窓に映る風景は、薄暗くなっていく街並みの中に照明が少しづつ灯され始
めていくところであった。その光景を脱力感に焦点が合わない目で眺め続ける
奈津子。気付くと痴漢らに支えられた身体は、再び前屈みの体勢に、そして剥
き出しとなったふくよかな尻を痴漢らに突き出していた。
 
 指で逝かされ、熱く煮え滾った子宮はもっと太くて逞しいモノを欲しがって
いたに違いない。それを物語るように奈津子はあろう事か後ろに陣取った痴漢
の股間に尻を押し出してしまったのだ。
 
「へへっ。奥さん、話がよぉく分っているじゃねぇかよ。そら、俺のち○ぽを
入れてやるからもっと足を開きな」
 
 背後で異常なほどの火照りを見せる男に奈津子は成すすべも無く身体を委ね
ると、男は奈津子の尻肉を持ち上げて照準を奈津子の陰唇へと合わせていくの
であった。
 
 

 
 下半身を曝している女が痴漢とSEXを愉しんでいる…… その噂が一気に
車内に広まった。
 
 車内の視線が痴漢らの集まる集団に集中している。
 
 だが、哀しい事に目の前の痴漢行為を通報する者はいない。いや、いないど
ころかその痴態を一目見ようと痴漢の固まりの隙間から覗き見する者さえいる
のだ。
 
 その隙間から見える痴態は、今、まさに痴漢のペニスがバックスタイルの夫
人の中に入っていく瞬間であった。
 
「ようしいいか。今入れてやるから力を抜いておくんだんぞ」
「はぁ、はぁ… ぁぁ……」
 
 既に身体の操縦がきかない奈津子は催眠術にかかった女優のように言われる
がまま言葉巧みな男に誘導されていく。 そして、後ろから眺めてもわかる開
花した奈津子の陰唇へ男は凶器のような肉の塊の先端を押し当て腰を沈めてい
くのだ。

「あっ?! あっ! あぁぁ!! 入ってくる! あっっ!!! そ、そんな
ああ! 大っきい!! 大きくて太すぎるわぁぁぁ!!」

 収縮する真っ赤な内肉を、後ろからドリルのような機械で捻られ、更に擦っ
て侵入してくる生肉に急所を責め立てられる奈津子は今まで受け入れた事のな
い異常な太さの肉棒に呼吸を乱しながら酔いしれていく。

「はぁ、はぁ、はぁぁ、あぁ… どうしよう… 感じる、感じてくるわぁ…」
「おぉぉ! この奥さんの膣は狭すぎて挿入するのに大変だぞ。へへっ、しか
しこの窮屈なのがまた気持ちよくて堪らないぜ! そらぁ、擦りながら少しづ
つ咥えさせてやるから思い切り喘いでみせなよ奥さん!」

 奈津子を掴んで放さない男は小刻みに腰を振りながらも着実に奈津子の尻へ
と密着していく。

 蕩ける汁を滲み出した奈津子の内肉を無理矢理押し開き、そして擦りながら
奈津子の胎内の奥へ、更に奥へと侵入していく亀頭は一際真っ赤に熟した子宮
に達するとそのまま突き抜けていった。

「かはっ!! あああっ?! そ、そんな奥まで入ってくるなんてぇ!!!
あっ、はっああぁん! あんっ!!」
「そりゃあぁぁ! 最後の一突きだ奥さん! これで奥さんの子宮の奥まで入っ
ていくはずだぜ! いくぞぉ!!!」
「あひぃぃぃ!だめ、だめ、だめぇぇ!! お願いだからもう許してぇぇぇ!!」

 鼻をひくつかせながら懇願する奈津子の声など聞く耳持たない男は、卑劣な
程に腰を沈め、奈津子に生き恥を植え付けていくのだ。

「ほぉらぁ! 最後まで入ったぞ!!」
「はあああっ、ああああんんんんっ!!!! むむむっっっ!!!!」
 
 脈打つ鼓動と呼吸が乱れる。
 
「くはぁっ…… くぅぅ、堪らんなぁこの感触。まるで熱い掌で握り締められ
ているみたいだぜ」
「あぐっ…… い、いやぁ…… 動いちゃだめぇ……」
「へへっ、動くとどうなるんだい奥さん? 気持ちいいなんて鳴きながら甘え
た声で喘ぐんじゃないのか?」

 背後から腰を突き刺す男に向って奈津子は「そんなことない…」と頭を振っ
て見せるが膣の中を肉棒で掻き回されるたびに奈津子は淫婦な声を漏らしてし
まい、男の腰つきに合わせて喘ぎ始めていくのである。

「あぅ、あぅ、あぅ、あぅ……」

 と、継続的に小さな悲鳴を上げ続ける奈津子は、後ろ腕に縛られた尻を振り
ながら妖艶で艶やかな姿で痴漢の男らを悦ばせている。

 身も知らぬ男らの前で痴態を曝す奈津子は「ア、アナタ…… 許して…… 
許して下さい……」と、膣の奥から痺れてくる快感に酔いしれる自分を許して
欲しいと亭主に懇願するのであった。




 電車の揺れに合わせ、男の卑劣な腰使いは続く。
 
 そして、二度、三度と腰を引いては膣口の奥を肉棒で強く突きつけてくる男
に奈津子は指先では感じられなかった内側を擦り続けられる悦びを浴びつつも
知らぬ男に感じさせられる情けなさに自分を責めるのである。
 
 しかし、一度燃え始めた肉体はもっと最高潮を味わいたいと倒錯感を迎え、
その時を待ち焦がれる身体は奈津子の理性を崩壊させていくのだ。

 そして……
 
 ぱんっ! ぱんっ! ぱんっ!
 
 と、激しく身体の中を突き上げられること十数回、ついに奈津子は大きな身
体の痙攣をみせると我を忘れてはしたない声を荒げていく。

「ああっ、ああっ、ああっ!!! い、い、いいぃぃぃ!!!! 気持ちいぃ
いぃぃ!!!! あっあっあああっ、もうダメっ!! 逝く、逝くっ!!!!
逝くうううう!!!」

 挿入していた男はその声と同時に、今まで以上の力を込め、奈津子の尻肉に
腰をぶつけると肉の竿を一気に扱かせ、そして強烈な最後の一突きと同時に
奈津子の体内へ濁汁を勢い良く放流させたのであった。

 液体を子宮へとぶっ掛けられた奈津子の身体が大きく波打つ。

「ひいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!」 

 剥き出しの目は宙をさ迷い、美貌の顔を歪め白濁の冷たさに悲鳴を上げ力尽
きた奈津子の女唇に肉棒を差し込んだままの痴漢は、内肉の収縮が収まってい
く感触を味わっていた。
 
 はぁ、はぁ…… と、熱を帯びた吐息を流す奈津子は痴漢らに見下される屈
辱に人差し指を噛み、ふつふつと湧き上がってくる羞恥心に射精された身体を
労わる余裕さえなもなく視線を隠した。 
 
 一戦を終え、甚振られた裸体に痴漢らの視線が嫌と言うほど注ぎ込まれると、
男の肉棒を差し込んだままの奈津子は急に我を取り戻したのである。
 
「も、もう充分でしょ…… 離して、離してよっ!」
「へへっ、威勢がいいじゃねぇかよ奥さん。 言われなくても抜いてやるから
待ってな」 
 
 尻を突き上げた格好の奈津子の神経がまともになっていくのを知っていたか
らこそ痴漢の男はゆっくり時間を掛けて肉棒を奈津子から引き抜いていくのだ。
 
 差し込まれた男の塊が、ずっっずっっ… ずずっっ! と、引っこ抜かれて
いく感触におもわず奈津子は挿入の余韻を味わいそうになるが必死に持ち堪え
たのである。
 
 こ、これで、これで解放される……
 
 絶頂に気を乱してしまったのは失態であったが我に返った奈津子は、今は身
の危険から逃れることの方が先だと考え、痴漢と言うよりは強姦に近い体験を
内に秘める覚悟を決め早く電車から降りられることを願った。
 
 ところが……
 
 これで終わると思っていた奈津子に信じられぬ声が聞こえた。
 
「次は、俺だ。 へへっ、待ちくたびれたぜ…」
 
 今まで犯し続けていた男の精液が奈津子の陰唇から、すた… すた… と、
こぼれ落ちていく割れ目に別の男のイチモツが差し込まれてきたのだ。
 
「そ、そんなぁぁぁ! 許してぇ!! お願いです、もお許して下さい!!」
「馬鹿言うんじゃね。 後がつっかえているんだ。 早くしねぇと順番を待っ
ている次の奴らに悪いからな。 へへっ、ぱっくり開いたお○んこはゆるゆる
で入れやすいってもんだ」
「あっ、あっ、ダ、ダメぇ…… 抜いてぇ… 抜いてぇ… はぁぁ…ぁぁ…」
 
 今しがた体内の奥に挿入されていた張り形とはまた別物のペニスに反応して
しまう奈津子の身体。 
 
「やだぁ…… な、何ぃ、何なのこの人の先っぽの大きさは?!」
 
 全体的な太さは感じられない。 ところが、亀頭の大きさだけは特別大きい
今度の男に内肉を扱かれ始められると、奈津子は再び感じていく身体をいても
たってもいられなくなり思わず男の首に腕を回し抱き着いてしまい駅弁スタイ
ルのまま男の抽送に心を乱していくのであった。
 
 痴漢行為は、亀頭をぐりぐりと捏ねくり回すこの男で終わりではない。
 
 ぎんぎんとペニスを扱かせて順番を待つ男らの中には想像を絶する太くて逞
しいペニスに血管を浮き立たせている男もいる。 未知の大きさ… そんな物
を差し込まれたことには奈津子の割れ目は一たまりもないことだろう。
 
「壊れちゃう… 嫌、嫌よぉ… 助けて、誰か助けて下さい!!」 
 
 躊躇する余裕はなくなった。
 
 例え今からでも助けを呼ばないと一生この地獄絵から抜け出す事が出来なく
なると恐怖に怯える奈津子は、恐怖に陥る中にも淫靡な自分が深みに落ちるの
を恐れ、犯され脈打つ身体に鞭をふるい声を張り上げた。
 
「助けて!!! 痴漢に遭っているんです!! 助けて下さい!!」
 
 一際甲高い奈津子の声が車内に響く。 全裸に近い姿を見られる恥かしさは
仕方ない、だがこのまま痴漢らの餌食になり、弄ばれ骨の髄まで食い尽くされ
るよりは幾らかマシであると奈津子は考えた。
 
「痴漢なんです!! こ、この人達は痴漢なんです! 誰か助けて!!」
 
 ところが、幾ら泣こうが叫ぼうが乗客の反応はまったくないのだ。 逆に、
シラけた空気が漂い、慌てた奈津子が車内を見渡すと奈津子は信じられない光
景を目にす事となる。 
 
「順番はまだかよ……」
 
 と、痴漢以外のサラリーマンの男や学生らも己の下半身を露にさせ、いきり
立つペニスを早く奈津子の体内に埋め込みたいと順番の列を作っていたのだ。
 
 いや、男らだけではない。
 
 奈津子は失望の余、薄れゆく意識の中に見える集団を見て驚いた。 そこに
は買い物帰りの主婦が数名並んでいる光景、恐ろしいことにその手には凶器と
なりえるきゅうりや人参が握られていたのであった。
 
「う、うそぉ…… うそよぉ……」
 
 凌辱痴漢電車に終電はない。
 
【凌辱痴漢電車−奈津子の喘ぎ】 終わり